遺伝
薄毛という症状を大きく見た場合、 一番あてはまる症状は男性型脱毛症です。
これは日本人男性全年齢において、平均して約30%弱ほどの割合で存在しているといわれています。年齢に応じて罹患率は上がっていくみたいです。
この男性型脱毛症は最近はAGAとして立派な病気として認知され、病院で治療もうけられますが、 診療ガイドラインにおいてはまず家族、親戚までの範囲で薄毛になっている人がいるか口頭ではありますが問診します。 つまり遺伝において薄毛になる体質かどうか決まってしまうのです。
男性ホルモン
薄毛へと進行させてしまうのが男性ホルモンの存在です。 男性ホルモンというと、筋肉がついたり、体毛が濃くなるのですが、 髪の毛では全く逆の作用を働かせてしまいます。
毛周期には新しい髪が生える成長期、抜けていく退行期、抜けてから新しい髪が生える準備をする休止期の3つがあり 全部で1サイクル6~7年のサイクルで回っています。
男性ホルモンは髪の毛やひげの根元、つまり毛包にある毛乳頭細胞には 男性ホルモンを受け止める受容体が存在していて、この受容体と男性ホルモンが結びつけば、 ジヒドロテストステロン(DHT)という物質に変わります。 髭の場合この物質が細胞の増殖を活性化させて成長を充たすのですが、 なんと髪の毛の場合には逆に細胞の増殖が抑えられる上に 成長期の期間も短くなってしまい、結果休止期の時間が長くなってしまう悪循環の原因になってしまうのです。
ストレス、生活習慣
ストレスは体の中でも悪影響を及ぼしています。ストレスを受け続けてしまうと、 自律神経の乱れによるホルモンバランスがくるい、結果として男性ホルモンの過剰な分泌などが原因で 薄毛の原因になってしまうことがあります。
また、ホルモンが原因でなくても、そもそも髪の毛の成長に必要な栄養分が足りないという原因もあります。 その最たるものが日常の食事や生活習慣です。 ビタミン、ミネラル不足はもちろんのこと、徹夜続きとか、生活の乱れは髪の毛の成長自体を妨げます。 毛周期がしっかり機能していて髪の毛が成長する準備が整っていてもそのエネルギーが足りていないということですね。
ずばり対策はコレ!!